顧問契約を締結するなら慎重に税理士を選ぼう

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父親の会社から独立して、新たに自分で事業を始めることになったとき、税務処理上のことが心配だったので、知り合いのツテを頼って税理士さんと顧問契約を結びました。父親が長年依頼しているベテランの人に頼む選択肢もありましたが、知り合いに紹介してもらった税理士さんは「開業支援プラン」というものを提供しており、価格設定がよりリーズナブルだったのでその人に依頼することに決めたのです。契約前に直接お会いしたときにもとても誠実そうで気さくな印象があり、若いわりにしっかりした人だと感じました。また、その人もちょうど独立したばかりだそうで、「これから一緒に頑張ろう」と意気投合したのも決め手になりました。契約内容としては、開業に伴う税務上の手続きをすべて代行してくれ、さらに疑問が生じたときにはすぐに電話で回答してくれるというものでした。私の場合、父も同じ業界で経営を続けていたので父に聞くこともできましたが、せっかく独立したのにいつまでも父に頼っていたくはないという気持ちでした。私の顧問先の先生は夜遅い時間帯であっても丁寧に応対してくれて、契約してからしばらくは本当にその人に依頼して良かったと思っていました。しかし、半年が経過した頃からだんだんと連絡を取りづらくなり、8カ月が経過した頃には留守番電話か「忙しいので折り返します」と言われてから連絡のない日々が続く状態でした。結局私は、自分で調べてなんとか解決せざるを得なかったのです。業務上生じた疑問なので、1週間近く放置されては業務が滞ってしまいます。いつでも相談できるとの約束で顧問契約を締結したので、裏切られたような気分になったのを覚えています。確定申告など必要最低限の仕事はきちんとしてくれましたが、非常に残念な気分で、私は契約更新をせずに父と同じ人に頼むことにしました。その税理士さんも独立したばかりでいろいろと大変だったのかもしれませんが、一度引き受けた仕事は責任を持って最後までやり遂げてほしかったです。