小規模事務所でも、税理士本人になかなか会えないケースはある!

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私が経営する会社では、経理を担当している社員が長い間日々の伝票チェックから決算までを行っていました。しかし、ひとりで決算まで行うのは負担が大きくなってきたため、税理士と契約することを決めたのです。大規模な事務所だと優秀なスタッフが多く、複雑な問題にも対応してくれるというメリットがあります。ただ、料金が高めであるというデメリットの部分も見過ごせません。私の友人のなかにも会社を経営している者がいるのですが、その友人も小規模の事務所と契約しています。友人は、事務所が小さいと代表である税理士本人と直接会う機会が多く、経営に関する深い話もしやすいとアドバイスしてくれたのです。私はちょうどそのとき、隣町に新しい事業所の立ち上げを検討している最中でもありました。そのため、友人のアドバイス通り、相談しやすい小規模の事務所と契約したほうが良いと判断したのです。しかし、いざ会社から近いところにある小規模の事務所と契約してみると、次第にその対応に不満を抱くようになっていきました。毎月行われる月次監査は、事務所の職員が会社に訪れて簡単に説明するだけで、その説明にかかる時間も15分ほどです。しかも、私の会社を担当した職員が、入社してまだ1年ほどしか経っていない新人だったということも不満要素のひとつでした。こちらが帳簿などに関する質問を担当者に投げかけても、「この場ではお答えできないので、所長に確認してからお電話いたします。」という言葉が、度々返ってくるのです。返答にかかる時間も長く、数日待たされることも当たり前でした。そして、1番期待外れだと感じたのが、税理士である所長となかなか会えないということでした。担当の職員が話すには、所長と会えるのは基本的に決算のときだけだというのです。私は新しい事業所の立ち上げについて早く相談したかったので、所長のアポイントを取るのに必死でした。しかし、所長はセミナーや出張などで不在にすることが多く、結局会えたのは電話をしてから3週間後でした。このことから、人からのアドバイスや料金だけで事務所を決めてはいけないということを学んだのです。事前に事務所の職員の質や、サービスの内容などを確認しておくことも大切だという教訓を得ました。